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「いつ死んでもいいと思えるような生き方をしています」
21歳の頃、5歳ほどしか変わらない先輩がそう言っているのを
なるほどかっこいいと思って、最近まで真似ていた。
今年は年明け早々食あたりで、もう死ぬんじゃないかと思い、
翌々日に幼馴染と3000円を出して厄払いへ行った。
いつ死んでもいいなんて、どの口が言ったのか。
パクリ(真似っこ)はどうもよろしくない。
これも一種の洗脳だったのか、何かとある度にこの台詞を使って逃げてきた。
「おお、人生についてよく考えているんだね」
使い勝手の良いフレーズなのである。
今はと言えば、
生きたくってしょうがない。
一分一秒が惜しくて、長生きするために体力づくりも欠かせない。
人間コロッと変わるものである。
いつ死んでもいいと思ったって、
死にたくないと思ったって、
どっちでもいい。
それが自分の中から出てきたものであれば、こんなに幸せなことはない。
日々、感謝と反省と笑いでいっぱいなり。
ライフイズビューティフル!
厄払いの受付が完全にIT化。
お坊さんたちが私たちの名前や金額をパソコンに打ち込み、
領収書もプリントアウト。
まいど!もうかりまっか!と言い合いたかったが、
私の健康を一緒にご祈祷してくださったことに感謝しかありません。
(大吉でにやにやが止まらないの図)